社長の本間です^^ 観測史上初となる、関東地方6月中の梅雨明け。また、九州北部、四国、中国地方、近畿にかけての大雨による災害被害。たくさんの方が、命を落とす未曽有の事態になってしまいました。被害にあわれた方々には、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。大阪北部の震度6弱の地震、千葉県北東部にも震度5弱の地震が起きました。災害に対する備え、準備は大丈夫ですか?他人事と思わずに、対策を行ってくださいね。
さて、地域交流の場で知り合った、㈱蒼空の代表 成嶋弘子さんが運営しています≪グループホームあおぞら≫さんのリフォーム工事をさせていただきました。
山武市白幡702-2にあります《グループホームあおぞら》さんには、現在9名の利用者さん(80歳代から100歳)と、常に昼間3名、夜1名のスタッフさんがいらっしゃいます。いつお伺いしても明るい雰囲気の中、利用者さんとスタッフさんがイキイキと生活しています。体操したり、歌を歌ったり、ビーズをしたり、中には内職をされている利用者さんもいらっしゃいます。
代表の成嶋弘子さんは、元々はバリバリのキャリアウーマンでした。商社や派遣会社、司法書士事務所などを経て、お母様が高齢になり地元での仕事を探し始めた事がきっかけで福祉・介護の道に入られました。ご自分では、まさか福祉の仕事をするとは夢にも思っていなかったそうです。前施設であります、≪グループホーム太陽≫を引き継がれ、≪グループホームあおぞら≫を立ち上げて3年目。優秀なスタッフさんに恵まれて、毎日を精力的に過ごされています。
さて、今回リフォーム工事をするきっかけになりましたのは、平成17年に建てられた建物が、14年経って1度もリフォーム工事をしていなかったことでした。使い勝手の悪さも我慢しつつ、「最期まで自立した生活を利用者さんに送ってもらいたい」「自分一人で出来ることは自分でやってもらいたい」と願われる成嶋さんの思いからでした。という事で、まずは利用頻度の高いトイレとお風呂をリフォームすることになりました。
トイレもお風呂も経年劣化に伴う汚れなども目立ってきました。また、スタッフが介助するのに手狭な部分を感じていましたので、少しでも広く、介助し易くなれば良いとの要望でした。タンク付きのトイレやお風呂の折戸など、健常者の私たちには普段何も不便など感じませんが、あと数cm広ければ…というのが大きな問題になります。今回、トイレ内のスペースの確保(より広く)、お風呂の出入口の幅の拡張、手すりの位置、そして長年湯船に浸かることが出来ていない利用者さんを湯船に浸からせてあげる事をテーマにしました。
選んだメーカーは業界最大手のTOTO。水廻りメーカーの中でも、福祉関連の品ぞろえはピカ一です。成嶋さん、スタッフの川津さんと、千葉ショールーム、幕張の展示会、新宿ショールームへ足を運び、実際に商品を体感して、トイレは最新のネオレスト、お風呂はサザナ+バスリフトに決まりました。
今回のリフォームでは、機器の交換に伴い、壁のクロスと、床のクッションフロアも交換しました。また、新たに洗濯物の予備洗いが出来る洗濯用流しを新設することになりました。
今回のリフォーム工事では、お風呂とトイレと分けて工事をさせていただいた関係で、全体の工期が長くなってしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました。利用者さんやスタッフの皆さん、そして成嶋さんの温かいご理解とご協力をいただき、無事に工事が完了いたしました。皆さんから“大満足”をいただき大変嬉しく思います。
7月29日の日曜日には、恒例になりました夏祭りが行われます。もちろん私たちも参加させていただきます。このブログを読まれて、≪グループホームあおぞら≫さんについてお問い合わせなどありましたら、直接ご連絡して下さい。今年の夏は例年にない厳しい暑さになっています。皆さま十分にお体ご自愛下さい(^^♪